大空へ飛べ公式ホームページ

令和３年１２月１１日（土）、
「大空へ飛べコンサート２０２１」を、高岡市ふれあい福祉センターで開催。

今年は、「大空へ飛べ」創設35周年の記念すべき年。
また、東北大震災から10年目の節目の年です。ステージテーマは、「きずな」です。
　当初は８月に行う予定でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、練習ができない日々を乗り越えて、
ようやく2年ぶりにコンサートを開催することができました。
メンバー約70人が出演。観客は、コロナ禍のため客席の1/3の８８名に制限されての開催でした。

【第１部　みんなで歌おう】

創設35周年を記念して、これまでの歩みを映像で振りました。

３曲目は『世界がひとつになるまで』です。
観客のみなさんに手話指導を行い、会場全体が素敵な手話で包まれました。

次の曲は、『オープンユアアイズ』です。子どもたちのダンスでお送りします。

続いてお送りするのは、『星影のエール』です。
いろんなことがある毎日、そっと見守って応援したい。そんな気持ちを込めて歌います。

楽しい音で、ついに妖精たちが戻ってきました。

幸せの歌を届ける魔法がこれで完成します。
今、世の中は、苦しいことや悲しいことが多すぎですが、魔法の力で少しでも人の心を幸せにしたい。
私たちの歌とともに世界へ幸せを届けましょう。

最後にお送りするのは、『大空メドレー』です。
３５年間長く続けてきたステージの中で、大空オリジナルの曲がいくつかあります。
今回は、その中から３つの曲をメドレーでお送りました。
迫力のあるダンスでコンサートを盛り上げました。

【第２部　東北交流ステージ（御神楽伝承クラブ天翔）】

第２部は、「大空へ飛べ」と交流のある宮城県のみなさんによるステージ。
宮城県の大学生ら５人が地元の民俗芸能「御神楽（みかぐら）」を披露しました。

演舞後は、伝承クラブの子どもたちが御神楽を続けている自治会の自治会長・片岡健治さんからお話をいただきました。

また、制野俊弘先生（和光大学副学長）から東北の現状や震災からの復興の様子を伝えていただきました。

その後、宮城と富山の参加者全員で「花は咲く」と「ふるさと」を心を一つにして歌い、コンサートを締めくくりました。

【終演後の見送り】

終演後は、ステージを観にきてくださったお客さんたちを歌を歌って見送りをしました。

たくさんのご来場ありがとうございました。
アンケートの中から、このステージの感想をいくつか紹介します。

♪	子どもが仲間とともに過ごす居場所づくりに努められて、年々大きく実ってきましたね。頑張ってください。
♪	素晴らしい活動をされていて感動・感激しました。今年も、世のため人のため、世界のため、力強く頑張ってください。
♪	オリジナル曲があるのを知りませんでした。なかなかすごいことです。参加者が楽しそうでした。手話も自然と身につきそうです。子どもたちのダンスや歌で元気がもらえました。
♪	力を合わせて元気いっぱいのステージにとても感動しました。子どもたちの歌声・笑顔・ダンス、最高です！パワーをもらいました。
♪	元気が良かったりたくさんの思いが込められていたりして、良かったです。特に、観客に手話を覚えてもらい、一緒にやるというのが良かったです。
♪	手話のお姉さん、相変わらす明るく楽しませてもらいました。赤いダンスチーム、狭い場所だったけど、迫力バツグンでした。妖精さん、かわいかった！
♪	時間がない中、練習に準備に大変だったと思います。お疲れ様でした。
♪	初めて御神楽を見ました。御神楽そのもの、とても力強くダイナッミクで素敵でした。元気をもらいました。
♪	御神楽、大切な人に会えるんですね。美しい踊りでした。「大切な人を呼んで胸に抱きながら舞う」「御神楽を踊っていると家族とつながっているみたい」という言葉に感動しました。これからも伝承していってほしい。応援しています。
♪	震災に遭った方々の御神楽が、とても強く心に響きました。いっぱい傷ついて大変な思いをされたと思います。精一杯を見せていただきました。感動しました。
♪	御神楽、素晴らしかった。地域パワーが必要。御神楽で地域パワーを盛り上げていってください。
♪	制野先生の話で震災の大変さがわかりました。胸が熱くなりました。御神楽の意味もよく理解できました。被災した子どもたちの支えになったであろう御神楽が、ずっと受け継がれていきますように。
♪	宮城の方との交流は、温かい気持ちになりました。素晴らしい活動だと思います。

心温まるたくさんの言葉をありがとうございました。

2年ぶりに開催したコンサートでした。
しかし、新型コロナ感染症の影響で、以前のようにマスク外して声を張って歌ったり、
隣の人と手をつないで手遊びをしたりすることはできません。
一日も早くコロナが終息し、音楽が日常に戻ることを願ってなりません。

また、制野先生を始め御神楽伝承クラブに皆さん、
宮城からお越しいただきありがとうございました。
震災のこと、そしてこの素晴らしい活動を高岡にも伝えることができて良かったです。
この絆を絶やすことなく、これからも被災地のことを忘れずに、応援していきたいと思います。